メールが届かない・迷惑メールに入る原因
ドメイン側で確かめられるのは、MX・SPF・DKIM・DMARC と送信サーバーの逆引き (PTR) の 5 つです。症状から疑う設定を絞ります。
| 症状 | 疑う設定 | 確かめる |
|---|---|---|
| こちら宛てのメールが届かない | MX が受信サーバーを指していない。ネームサーバーを変えた直後で反映待ち | メール設定チェックMX レコードの書き方 |
| 送ったメールが相手の迷惑メールに入る | SPF・DKIM が無い、または失敗している。送信サーバーの逆引きが無い | メール設定チェックDKIM レコード確認逆引き確認 |
| 相手に「なりすまし」の警告が出る | DMARC に不合格。SPF・DKIM のドメインが From と一致していない | DMARC の書き方DKIM とは |
| 自分にエラーメールが返ってくる | エラー文に SPF・DMARC とあれば送信元の許可漏れ。reverse・PTR とあれば逆引き | SPF の書き方逆引き確認 |
エラーメールは、本文にある 3 桁のコード (550 など) と理由の英文を先に読みます。
順番に確認する 5 手順
届いたメールのヘッダーがあれば、先にメールヘッダー解析で判定結果を見られます。
- 1MX受信サーバーを指しているか。メールサービスの案内と 1 文字ずつ照らし合わせます。メール設定チェック
- 2SPF送信に使うサービスがすべて include されているか。SPF は 1 本だけか。SPF の書き方
- 3DKIMメールサービスで署名が有効か。公開鍵の TXT が DNS から引けるか。DKIM レコード確認
- 4DMARC_dmarc があるか。p=reject にしたあと、正規のメールが不合格になっていないか。DMARC の書き方
- 5逆引き (PTR)自前の送信サーバーの IP に PTR があり、正引きと一致するか。PTR は IP の提供元で設定します。逆引き確認
根拠: RFC 7208 (SPF) / RFC 6376 (DKIM) / RFC 7489 (DMARC) / Google のメール送信者のガイドライン
よくある質問
設定は全部合格なのに迷惑メールに入ります。
受信側の判定は DNS の設定だけでは決まらず、判定の中身も公開されていません。DNS 側でできるのは 5 つの設定を合格させるところまでです。
DNS を直したのに、まだ届きません。
変更前の TTL の時間が過ぎるまで、古い値が使われることがあります。新しい値が返っているかを DNS 反映チェック で確かめます。