MX レコードの書き方
ドメイン宛のメールを、どのサーバーで受け取るかを指定するレコードです。
| 名前 | 種別 | 値 | 優先度 | TTL |
|---|---|---|---|---|
| (空欄) | MX | mail.example.net. | 10 | 3600 |
優先度は数値が小さいほど優先されます。指定がなければ 10 だけで足ります。
こう書く
| やりたいこと | 名前 | 種別 | 値 | 優先度 | TTL |
|---|---|---|---|---|---|
| ドメイン宛のメールを 1 台で受ける | (空欄) | MX | mail.example.net. | 10 | 3600 |
| 予備のサーバーを足す | (空欄) | MX | mail2.example.net. | 20 | 3600 |
| メールサービスの案内どおり 2 本登録する | (空欄) | MX | mx1.example-mail.net. | 1 | 3600 |
| 同上 (2 本目) | (空欄) | MX | mx2.example-mail.net. | 5 | 3600 |
| サブドメイン宛のメールを受ける | info | MX | mail.example.net. | 10 | 3600 |
値は受信サーバーのホスト名です。メールサービスを使う場合は、その案内どおりに入力します。
間違えやすい点
- ✕値に IP アドレスを書くMX の値はホスト名です。IP アドレスは書けません。ホスト名側が A か AAAA で解決できる必要があります。
- ✕優先度を「大きいほど優先」だと思う逆です。数値が小さいほど優先されます。10 と 20 なら 10 のサーバーが先に使われます。
- ✕移行後に古い MX を消し忘れるMX が複数あると、優先度に従って古いサーバーにも配送されます。移行が終わったら古い行を削除します。
設定後の確認
メール設定チェックで MX と、なりすまし対策の SPF・DKIM・DMARC をまとめて確認できます。
よくある質問
MX を設定すればメールは届きますか?
受信先は MX で決まります。送信したメールが迷惑メール扱いされないためには、TXT レコードで SPF と DMARC も設定します。
優先度はどう決めますか?
メールサービスの案内どおりに入力します。指定がなく、受信サーバーが 1 台だけなら 10 で問題ありません。
MX と A の両方が必要ですか?
MX の値に書いたホスト名が、A か AAAA で IP アドレスに解決できる必要があります。他社のメールサービスを使う場合は、相手側で用意されています。