TXT レコードの書き方
ドメインに文字列を持たせるレコードです。SPF・DMARC・所有者確認に使います。
| 名前 | 種別 | 値 | TTL |
|---|---|---|---|
| (空欄) | TXT | v=spf1 include:_spf.example.net -all | 3600 |
SPF は 1 つのドメインに 1 本だけです。複数あると判定されません。
こう書く
| やりたいこと | 名前 | 種別 | 値 | TTL |
|---|---|---|---|---|
| 送信を許可するサーバーを宣言する (SPF) | (空欄) | TXT | v=spf1 include:_spf.example.net -all | 3600 |
| なりすまし対策の方針を決める (DMARC) | _dmarc | TXT | v=DMARC1; p=quarantine; rua=mailto:dmarc@example.jp | 3600 |
| DKIM の公開鍵を置く | selector._domainkey | TXT | v=DKIM1; k=rsa; p=(公開鍵) | 3600 |
| サービスの所有者確認 | (空欄) | TXT | (指定された確認用の文字列) | 3600 |
DKIM の名前はメールサービスが指定するセレクタです。公開鍵も相手側が発行します。
間違えやすい点
- ✕SPF を 2 行に分けて登録する1 つのドメインに SPF は 1 本だけです。複数あると無効になります。送信元が増えたら include でまとめます。
- ✕DMARC を p=none のまま放置するp=none は監視だけで、なりすましは止まりません。レポートを確認できたら quarantine、次に reject へ進めます。
- ✕include を増やしすぎるSPF が参照できるのは 10 回までです。超えると判定されません。include の先の include も数に入ります。
設定後の確認
メール設定チェックで、SPF の参照回数と末尾の指定、DKIM の鍵、DMARC のポリシーを確認できます。
よくある質問
SPF の末尾は -all と ~all のどちらがよいですか?
送信元をすべて洗い出せているなら -all です。移行中で漏れがありそうなときは ~all から始め、確認できてから -all にします。
DMARC はどこに書きますか?
名前を _dmarc にした TXT レコードです。ドメインの直下に 1 本だけ置きます。
所有者確認の文字列はどこに入れますか?
指示がなければ、名前を空欄にしてルートドメインの TXT に入れます。サービス側がサブドメインを指定していれば、その名前で登録します。